
今回は、そんな方に向けて、ローカルなお店(食堂・屋台・市場など)で使えるクメール語をご紹介します。たとえ通じなくても、この記事に書かれているクメール語を見せればわかってもらえるはずです。
ローカル店で使うクメール語
これ、お願いします
発音:ソーム・ニヒ សូមនេះ
「ソーム」はお願いのときに使う単語です。「ニヒ」は「これ」という意味です。
(指さして)これ何ですか?
発音:(ア・ニヒ・)アイ・ケー?
文法的に正しい言い方で「ニヒ・チア・アヴァイ?」という言い方があるのですが、聞いたことありません。
ほとんどみんなスラングの「アイ・ケー?」の方を使います。
いくらですか?
発音:タライ・ポンマーン? តំលៃប៉ុន្មាន?
「ポンマーン?」だけでも通じます。「タライ」は「価格」、「ポンマーン?」は「いくつ?」または「いくら?」という意味です。ちなみに公的機関にお金を支払うとき(ビザ・罰金など)は「タライ」ではなく「ヨーク・ポンマーン?(いくら必要ですか?)」と言います。
○○リエル分ください
発音:チュオイ・アオイ・○○リエル ជួយឱ្យ○○រៀល
ほとんどのローカルなお店では、払える価格分だけ買うことができます。
必要な分だけ買いたいときはこのフレーズを使うといいでしょう。
おすすめの料理は何ですか?
発音:ムホープ・ムオイナー・チュガンニュ? ម្ហូបមួយណា
ឆ្ងាញ់?
「ムホープ」は「料理」、「ムオイナー」は「どれ」、「チュガンニュ」は「おいしい」という意味です。
だから直訳すると、「どれが美味しいの?」という意味になります。
日本語にすると「おいしいものはどれ?=おいしくなものもある」となんだか煽っているようにも聞こえますが、クメール語ではそんなニュアンスはありません。単純におすすめを聞きたいときはこのフレーズを使うとよいでしょう。
ちょっとまけてほしい
発音:チョホ・ボンテッチ・タウ ចុះបន្តិចទៅ
それぞれの単語は元々全然違う単語ですが、組み合わさることによって「ちょっとまけてほしい」という意味のフレーズになります。特にセントラル・マーケットやロシアン・マーケットに行くときに覚えておくと、とても便利です。
まとめ
一部の観光地にあるお店を除いて、ほとんどのローカル店では英語が通じません。そんな場所でもちょっとしたクメール語を覚えておけば臆することなく利用できます。
クメール語を使って、楽しいカンボジアライフを。